転職後文化なのかなんなのか挨拶が減った気がする。前職(新卒からお世話になった会社)ではかなり挨拶文化が徹底されており、見知らぬ人でもオフィス内ですれ違うたびに「お疲れ様です」と言い合う行動が習慣づいていた。個人的にもこれは非常に気持ちの良い文化であり、会社でリラックスして仕事する事ができる一つの要因であったのだと今なら思う。
さて、転職後そのままのテンションで挨拶しまくっていたら、驚くほどに挨拶が返ってこないことに気づいた。現在リモートも解除され出社が増えてきているのだが、席に着きチームに朝の挨拶をするとき以外は、顔見知りの人とトイレの入り口ですれ違った際も会議室に集まった際も挨拶が返ってこない。重要な打ち合わせ後にねぎらいと感謝の意味を込めて「お疲れさまでした、ありがとうございます」と上席に伝えても(聞こえていないわけはないが)無視されたと思うレベルに反応がない。
挨拶をすることはメリデメではなくそもそも常識では…?と思うのだがもしかしたらしない派にはしない派の考えるメリットやしない根拠があるのかもしれない。ということでchatGPTに『挨拶はしなくても良い』派と『挨拶はしなければならない』派に分かれてディベートしてもらいそれを観察することにした
なお『挨拶はしなくても良い』派は"挨拶することはできるが別にしなくても良い"という主張に対して『挨拶はしなければならない派』は"挨拶は絶対にしなければならない"と主張のレベル感にあえて差を持たせた。なぜなら人間の機能として普通に考えれば挨拶することは意志があれば可能な所作であるし選択の自由がある上で挨拶をする選択をしないという意思決定を行っている背景があるためである。また『挨拶はしたほうが良い』程度の主張だと「一般的に考えてそれはそうだろ』と帰結してしまいそうなためレベル感を最大に上げている。
このディベートでは、「挨拶はしなくても良い」という主張と「挨拶はしなければならない」という主張のどちらかを真とするために、各論点を比較し、根拠に基づいて結論を出します。
1. 自由意志と個人の尊重: 挨拶は強制されるべきではなく、個人の意思や状況に応じて行われるべきだという考え。挨拶をしないことが人間関係や社会的な義務を無視するわけではなく、自己表現の一部である。
2. 効率性の観点: 全ての状況で挨拶が必要とは限らない。ビジネスや忙しい日常の中で、無意味な挨拶を避けることで時間と労力を節約できる。
1. 社会的なルールとマナー: 挨拶は他者との関係を円滑にし、礼儀や敬意を示す基本的な手段である。挨拶を欠くことは、相手に対して無関心や無礼と受け取られることが多く、社会的な摩擦を生む可能性がある。
2. 集団の調和: 挨拶はコミュニケーションのスタート地点であり、他者との良好な関係を築くための第一歩とされる。特に日本の文化では、挨拶が人間関係を築く上で重要な役割を果たしている。
「挨拶はしなければならない」という主張が、社会的・文化的な根拠を持ち、特に集団や対人関係において重要な役割を果たすため、強く支持されるべきです。
理由としては、挨拶は単なる形式的な行動以上に、他者との信頼関係や尊敬の意を示すものだからです。特に社会的な相互作用が重視される環境では、挨拶が欠けることで不和や誤解を生むリスクが高いため、挨拶をすることは「しなければならない」という結論に至ります。
「仕事において挨拶はしなくても良い」という主張と「仕事において挨拶はしなければならない」という主張について、新たに「仕事」という要素を加えてディベートを行い、再度根拠を検討して結論を導きます。
1. 効率性重視: 仕事の場では、成果や効率が重視されるため、形式的な挨拶を毎回行う必要はない。仕事の目的はタスクを完了させることにあり、挨拶に時間を割くことは生産性を下げる可能性がある。
2. 個々の働き方の多様化: リモートワークやフレックスタイム制度など、個々の働き方が多様化している現代では、対面での挨拶が頻繁に行われない状況もある。仕事の成果が重視されるべきで、挨拶の有無は評価に影響すべきではないという考えが支持される。
1. コミュニケーションの円滑化: 仕事は多くの場合、チームで行われるため、挨拶を通じて他者とのコミュニケーションが円滑に進む。簡単な挨拶がチームの雰囲気を和らげ、より良い協力関係を築く助けとなる。
2. 職場のマナーと信頼構築: 挨拶は職場においてもマナーの一部であり、同僚や上司に対する礼儀を示す重要な手段である。挨拶を通じて相手に対する尊重や信頼感が生まれるため、挨拶を怠ることは無礼と取られる可能性がある。
3. リーダーシップと職場文化: リーダーや上司が挨拶をすることで、職場のモラルを高め、ポジティブな職場文化を形成する効果がある。挨拶を通じて職場全体の雰囲気が良くなり、生産性やモチベーションが向上する。
「仕事において挨拶はしなければならない」という主張が、強い根拠を持つと考えられます。
理由としては、仕事の場ではチームワークや信頼関係が非常に重要であり、挨拶がそれを支える基本的な要素であるためです。効率性や成果重視の側面も理解できるものの、特に対人コミュニケーションが必要な職場では、挨拶を欠くことで生じる摩擦や誤解のリスクが高くなります。また、挨拶があることで職場の雰囲気が向上し、結果的に仕事の効率や生産性にも良い影響を与えることが多いため、職場では挨拶は「しなければならない」と結論づけられます。
ということでニュートラルにも、仕事に範囲を限定しても強い根拠を持った上で『挨拶をしなければならない』主張が結論として挙がった。
挨拶というワンステップを工数としてみるとたしかにそれを実施しないことで工数が減るため効率が上がると断片的に捉えることもできる。だが挨拶には文化的側面が非常に大きく、しないことで生まれる摩擦や誤解を解く工数がよっぽど挨拶をする工数よりも高くなる上、信頼関係が低下しコミュニケーション効率も下がっていくということが最大のノックアウトファクターであると解釈できた。
以上、挨拶する/しないについて考えてみた。おそらく多分に感情のこもった記事になってしまったかもしれないが、ロジカルシンキングの練習も込めて今後もこういう疑問はAIを使って水平思考でみていく癖をつけていきたい。